夫婦共働きの場合の資金計画・住宅ローンの連帯保証人と連帯債務者

住宅ローンを組む際、連帯保証・連帯債務という言葉が出てきます。

何が違うのでしょうか。

http://suumo.jp/journal/2014/10/17/71335/

 

連帯保証

夫が主たる債務者になり、妻が連帯保証人になる場合です。

この場合がほとんどだと思います。

夫がお金を借りて、払えなくなったら妻が払う、のがこのパターンです。

債務者が夫だけなので、住宅ローン控除は夫しか受けられません。

 

連帯債務

夫と妻の両名が債務者になるパターンです。

この場合は、夫と妻の両方で住宅ローン控除を受けられます。

連帯債務は固定金利のフラット35しかないようなので、総支払金額を気にする人はこちらは選択しないはずです。

 

団体信用生命保険がつくとかつかないとか

連帯保証の場合、妻の収入を合算して借入ができますが、もし夫と妻、どちらかがが亡くなった場合に、この保険が効いてきます。

夫がなくなった場合

残債については、団体信用生命保険が適用されるので、妻はローンの返済義務はない

妻がなくなった場合

残債については、団体信用生命保険が適用”されない”ので、妻はローンの返済義務が”ある” 妻の収入を合算して、連帯保証で借入を行い、妻がなくなった場合に返済が苦しくなることが予想されます。